断熱リフォームの弊害!!注意しいや。

2026.07.14
家造りのこと

大上です。

以前からのリフォーム現場より。

しっかり断熱工事を行いました。

床断熱・壁気流止め・天井かさ増し断熱施工・内窓設置・玄関ドアカバー工法

出来ることはやりつくしました。

晴れやかな気分で終わろうとした矢先に….

まずいことが判明。

 

 

既存サッシの上部で換気をまかなってた。内窓が給気をふさいじゃう。

リフォーム後の内窓を閉めようとしたときに気づいた。
部屋内・トイレ・洗面に換気扇がないことを。。。
窓のところに換気ブレスがついてること気づきました。
このまま内窓閉めた生活すると、計画換気が成り立たないし、二酸化炭素濃度も高くなる。
建具の開け閉めにも影響しそう。

24換気練り直し

窓閉めたら給気がなくなる。

設計の先生に換気計算をしてもらう。

給気は自然給気。
排気は機械排気。

給気の出入りを意識して平面図に手書きで検討

トイレ換気扇なし

これはまずいよね。

トイレ換気扇新設

俺の家なら無理っす。この状況

なのでお施主様と協議してやりかえです。

排気の換気扇設置。

外部フードもコーキングしっかり施工

外壁部分は神経とがらせて防水処理。

外壁部分給気なし

この家は排気がなし。レンジフードのみ?
後は浴室換気乾燥機か???

新規に給気口新設

換気計算をもとに自然給気口を新設。

新設した給気口。

レンジフードからは距離を取り設置

洗面所にも換気扇を新設

最後に

ちなみに、この現状が判明してお施主様へご報告した際、

「追加工事になるなら見積もりをお願いします。」

と言っていただきました。

でも、この工事でお代をいただくことはできません。

なぜなら、**断熱・気密・換気は3つで1セット**だからです。

どれだけ断熱性能を上げても、計画換気ができなければ、本当に快適で健康な住まいとは言えません。

今回、その点に最後まで気づけなかったのは、私の確認不足でした。

だからこそ、責任を持って換気計画を見直し、必要な工事は私たちの負担でやり直します。

家づくりは、完成して終わりではありません。

「これで本当に大丈夫か?」

その一歩踏み込んだ確認が、お客様の暮らしを守ることにつながると思っています。

今回の現場は、私自身にとっても大きな学びになりました。

性能を上げるリフォームほど、**断熱だけを見るのではなく、気密・換気まで含めて考えることが大切。**

これからも「命を守る家」を掲げる工務店として、最後の最後まで妥協せず、一棟一棟向き合っていきます。