命を守る家

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温度差
から命を守る

日本の断熱基準は、どの地域区分でも欧米の基準と比べ大幅に低いものでした。
HEAT20(※1)によるG2、G3水準ができ、ようやく肩を並べる水準が示されました。

高い断熱水準の家は「省エネルギー」に貢献するだけでなく、
住まい手の健康や住宅の耐久性にも大きな効果をもたらします。
極端な温度差で起こるヒートショックやダニ・カビなどのアレルギーから住まい手を守り、
結露などによる構造材等の劣化や白蟻や腐朽菌のリスクも抑えます。

急激な温度変化が起こすヒートショック

※1 HEAT20:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱化住宅研究会。研究者、住宅・建材生産者団体の有志によって構成され、低環境負荷・安心安全・高品質な住宅・建築(以下、住宅等と称す)の実現のため、主として居住空間の温熱環境・エネルギー性能、建築耐久性の観点から、外皮技術をはじめとする設計・技術に関する調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的としています。 http://www.heat20.jp
※2 出典:令和2年(2020年)11月19日 消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」、警視庁「交通事故死者数について」令和2年(公表日:令和3年1月4日)

優れた気密・断熱性能の暮らし 夏は涼しく冬は暖かく

弊社ではZEH基準を超える「HEAT20水準」を採用

政府が定めた断熱基準と比べて、より高い水準のHEAT20は現在、国内の高断熱住宅の基準となっています。
弊社ではこのHEAT20の「G2クラス」を超えた、断熱性能の高い住まいを提供いたします。

高気密・高断熱と換気システム

「温度差から命を守る」最も基礎となるのが「気密性能」「断熱性能」です。省エネの住宅を考える上でも、とても重要なポイントとなります。さらに「通気工法」と計画的な「24時間換気システム」で、家全体に新鮮な空気をめぐらすことが必要です。

  • ※1 U値は熱の伝わりやすさを示す数値で、室内外の空気温度に1℃の差がある場合、1時間に1㎡あたりで通過する熱量の大きさを表しています。

HEAT20 G-2水準を超えるUA値の断熱性を実現

「外皮平均熱貫流率=UA値」は、家全体の熱の出入りのしやすさを表し、数値が小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということになるのですが、弊社では日射取得もしっかりと考えた上で、弊社ではUA 値0.34W/ ㎡・K 以下を推奨しております。(※)
※お客様のご希望される建築プランによっては、弊社推奨のUA値を満たさない場合がございます。予めご了承ください。

気密性はC値で確認!

「相当隙間面積=C値」は住宅の気密性能を表す値で、値が小さいほど高気密な住宅です。計画的な換気のためには1.0㎠/㎡以下、家全体でハガキ1枚分以下の気密性が必要と言われております。現在の法令上、C値を計測する必要はありませんが、弊社では建築時に必ず計測し「C値0.5㎠/㎡以下」をお約束いたします。

気密性が確保されて、初めて断熱性能の効果を発揮します

平成21年省エネ基準では、気密性能については削除されましたが、弊社では、断熱性能を維持するためにも気密性は重要だと考えています。屋内の冷暖房を外に逃がさないので少ないエネルギーで家全体の温度をコントロールできるからです。また、内部結露やカビによる健康被害を予防するためにも、気密性は必須だと考えています。

家全体を包み込む断熱材 省エネで快適、魔法瓶のような家

外断熱と内断熱のメリットを兼ね備えた、ダブル断熱

家の外と内からのダブルの断熱材が、家全体をすっぽりと包み込み、温熱環境と省エネルギー性を高め、良好な住環境を整えると共に、家自体の劣化をも防ぎます
※1 断熱材が入っていない躯体部分(柱や梁)を通じて、屋外の熱(冷え)を内部に伝える現象のこと。
※2 お客様のご希望される建築プランによっては、弊社基準のUA値・C値を満たさない場合がございます。予めご了承ください。

各所に適したカスタム仕様

断熱材は原料の違いで、「グラスウール等の鉱物系」、「硬質ウレタンフォーム等の石油系」、「セルロースファイバー等の自然系」等に分けられます。
ご希望される設計プランや断熱効果とコストを考慮して、
最適な断熱材をカスタム仕様でご提案しております。

断熱材は隙き間なく施工

断熱材本来の性能を発揮させるためには、隙き間なく、正確で適切な施工が必要です。
弊社では、施工後は見えなくなる箇所も、丁寧でしっかりした施工をしております。

玄関・浴室まわりの気密化は断熱性向上のために必須(床断熱仕様の場合)

玄関・浴室まわりの気密化

玄関・浴室まわりは、部材同士の見えない隙き間から冷気が流入しやすく、断熱性が損なわれがちになります。そこで、それぞれに合わせた気密パッキンを使用して気密をしっかりと保ち、快適な室温を保つ工夫をしています。

空気の流れを遮断してエネルギーロスを防止

玄関まわりは、気密が不十分だと、框下の隙き間から床下へ冷えた空気が侵入してしまいます。 これにより、床下の湿気が框部分にたまり、木部の腐朽やシロアリの食害につながる可能性もあります。弊社では気密パッキンを使用して気密を保ち、さらに断熱材も併用して断熱性も高めています。

気密・断熱化でヒートショックのリスク軽減

浴室まわりは床下の適切な施工に加えて、断熱材と気密パッキンで浴室内部を外気と接触させないようにしています。室温の低下による省エネ効果を下げないようにするだけでなく、ヒートショックなどの健康被害を防止します。

自然エネルギーを高い技術力でコントロール 日射の取得と遮断で快適に

パッシブデザインで快適な健康住宅

快適な家にするには、軒やひさし、方位や窓の位置などを考慮したパッシブデザイン設計にする事がとても重要です。弊社では、太陽のエネルギーを設計時に活かし、冷暖房エネルギーを抑えた住宅プランをご提供致します。

断熱性とデザイン性を兼ね備えた高性能なサッシ(※1)

熱の出入りを抑える高性能トリプルガラス仕様の断熱性が高いい樹脂フレームで、ガラスまわりの防露性がより向上する樹脂スペーサーとアルゴンガス入りタイプを標準採用しました。
また、肌をを露出し、ヒートショックの危険がある洗面室やトイレには、さらに断熱材入りフレームになっております。
※1 準防火地域の場合は、この限りではありません。
※2 樹脂スペーサー仕様による窓の熱貫流率(JIS A 4710:2004に準じた試験値)YKKAPカタログより

2種類のLow-E複層ガラス(※)

建物の熱の出入りの大半を占める開口部には、「日射取得タイプ」「日射遮蔽タイプ」の2種類のLow-E複層ガラスを採用し、窓の位置や方向によって使い分ける事で季節ごとに快適な室温を保ちます。
※1 準防火地域の場合は、この限りではありません。

  • 試験画像:室外温度35℃/室内温度25℃(実験値)、樹脂サッシ窓APW430(日射遮断型)使用

  • 試験画像:室外温度0℃/室内温度24℃実験値)、住結露画像:室外温度0℃/室内温度20℃/相対湿度60%樹脂サッシ窓APW430(日射遮断型)使用

暑さの7割、寒さの5割は窓が原因

四季を通じて熱の出入りが最も多いのは、屋根や外壁よりも、窓やドアなどの開口部です。室内を快適な温度に保つためには、窓の断熱性能を高めた設計が必要です。

出典:(一社)建築環境・省エネルギー機構「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプランにおける例 【算出条件】解析No:00002、使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/株式会社建築環境ソリューションズ、気象データ:「拡張アメダス気象データ」2000年版 標準年/(一社)日本建築学会、住宅モデル:「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」、標準住戸のプラン2階建て/延床面積:120.08㎡/開口面積:32.2㎡(4〜8地域)躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当

パッシブデザインによる弊社実例「太陽に素直な家」

※4 パッシブデザインは、東西南北の方位によって窓の大きさや種類を変えたり、季節によって変わる風や太陽の日射角度に対応し、太陽の光・熱・風といった自然エネルギーを最大限に生かした設計デザインのことで、南向きの家にすることだけが、パッシブデザインではありません。

建物全体に空気の流れをつくり人も住まいも快適に

換気の必要性

住宅を長持ちさせるには、空気の流れる入口と出口を明確にし、通気層を確保しなければなりません。湿気が溜まりやすくなり、結露を起こすなど木材の耐久性が危ぶまれるからです。弊社では、このような状態を改善するための「通気工法」を採用しています。

24時間換気システム

日々の健康は、適切な換気から生まれる新鮮で清潔な空気から。かの有名なナイチンゲールも看護において新鮮で清浄な空気の必要性を自著で挙げています(※1)。弊社では、これを実現するために、比較的ランニングコストが安く、手入れも簡単なダクト式の第3種換気システム「ルフロ400」を採用しております。

※1 「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えること。 こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである。」F・ナイチンゲール著/湯槇ます・薄井坦子他訳:看護覚え書 P14〜15、現代社 2011年 より

一歩先の換気システム(オプション)

換気システムの換気方式は、主に3種類。 住宅用では第1種換気方式と第3種換気方式が一般的です。弊社では「ルフロ400」を標準で採用しておりますが、排気する熱を再利用することで、冷暖房費を削減できる「熱交換(顕熱式/全熱式)換気システム」や設計段階で建物全体の空調効率を考慮して設置される第1種熱交換換気+「アメニティビルトインエアコン」等も、ご要望に合わせてご用意しておりますので、ご相談ください。

  • 擁壁換気(バルコニー)

    バルコニーのパラペット周りは、漏水や内部結露が起こりやすいため、空気を通すことで、胴縁と透湿防水シートに発生する腐食菌を防ぎます。

  • 棟換気

    小屋裏(屋根裏)の湿気や熱気を排出する為に、屋根の棟部に設けた換気部材です。垂木間ごとに通気経路を設け、連通性を確保しています。

  • 軒換気

    軒先に換気口を設け、通風を確保。夏の温度上昇や冬の結露を防ぎます。

  • 床下換気

    基礎と土台の間に基礎パッキンや基礎パッキンロングを敷き、自然の気流で床下全周換気を促すと同時に、基礎と土台を絶縁し、湿気が土台に上がることを防ぎます。

通気層保持部材 

通気層保持部材は、空気が流れる入口として使用し、通気層を保持します。また通気層からの害虫や動物の侵入を防ぎながら、しっかりと換気を確保することが可能です。

多機能な通気層保持部材(オプション)
通気層保持部材には様々の種類があります。屋根に使用する「イースト通気シート」のように、換気・湿気・通気・耐水等の多機能を持つものも対応可能です。